Nu'uanu Caldera Hidden In The Morning Mist
size:4m16cm x 2m60cm
2009年の駆け込み作品 "Nuuanu Caldera Hidden In The Morning Mist" が完成致しました。
ロケーションは、カネオヘ市の H3 の真下の *ホオマルヒア植物園からクウラウ山脈と風の谷ヌアヌパリを右に、左のオロマナ山とラビットアイランドが朝霧に浮かびます。
カネオヘ市は、ハワイ州の空軍の街ですが、朝もやの雲海で覆ってしまおうと考えました。
クウラウ山脈の途中には大きな活断層があり、Pali Hwy が走り、ルックアウトもあります。
ヌアヌ・パリは、別名「風の谷」と呼ばれていて、オアフで最も風の強い渓谷です。
ウィンドワードのカネオヘから、エバワードのホノルルに新鮮な風を送り込みます。
このエリアは、いつも不思議な自然現象が起こります。
ホノルル側からは虹が見え、カネオヘ側からは彩雲が見られます。
朝の訪れとともに、霧はやがてどこかに消え去ります。
ヤコブの手紙 4章(新共同訳)
:13 よく聞きなさい。「今日か明日、これこれの町へ行って一年間滞在し、商売をして金もうけをしよう」と言う人たち、
:14 あなたがたには自分の命がどうなるか、明日のことは分からないのです。あなたがたは、わずかの間現れて、やがて消えて行く霧にすぎません。
*ホオマルヒア植物園に関して:
400エーカーの広大な敷地を持つホノルル市が管理する屋外植物園であるホオマルヒア B.G.は、カネオヘ市のアメリカ空軍施設の一環で造成されましたが、ホオマルヒアのハワイ語の意味は、「平和と安らぎをもたらす所」という意味があります。
正式に申し込みをすると、キャンプもできますが、通常は、4時でゲートが閉まってしまいます。
実に多くの不思議な南国の植物が見られますが、私は雨の日などは、真っ先にここへ撮影に行きます。
この作品の中にも、数々の不思議な植物が見られますが、その多くはここで撮影されたものです。
ただし、右奥にある扇子のような巨大な植物は、ワイキキのカラカウア大道りのデューティーフリーショップ前のもので、30フィートオーバーで、電信柱を遥かに超えて、道をまたいで立ち誇っています。
名前は、Giant Bird of Paradise (極楽鳥花の一種)と言います。
また、中央右寄りの蛇のような幹を持つ植物は、The Tree Philodendron と言いまして、12フィートの高さまで成長し、ハワイでは至る所で見られる植物です。
私は、ホノルル空港の JALラウンジの中庭でこの奇怪な幹の植物を撮影しました。
Honolulu Botanical Gardens
Department of Parks and Recreation
50 N. Vineyard Blvd.
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