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WAIMEA CANYONS SKY LINE
size:84 x 105 (inch)
ロケーションは、太平洋の雲を生成する島、ハワイ諸島、カワイ島の最高峰マウント・ワイアレアレ(5,243 ft)の裾、ワイメア・キャニオンです。世界で最も降雨量の多いウェットなエリアと言われております。
右側と、左上の灌木は、数少ないハワイのネイティブな花の代表とも言えるオヒアツリーです。この木に付くフラワー「オヒア・レフア」には、クチバシの長い、ハネークリーパー、イーウィーと言う鳥が、良く似合います。空中を飛んでいるシッポの赤い鳥は、レッドテイル・トロピックバードです。空は、実は、飛行機の窓から見た雲海です。ホノルルから、リフュエまでの移動(30分)の国内線ですので、標高25,000ftくらいでしょうか?眼下の積乱雲の上に、更に雲が広がっております。
太平洋の雲は、貿易風の湿った空気がカワイ島のマウント・ワイアレアレの山並みに衝突する事で生成され、オアフ、マウイ、ハワイの島々で、増幅され、これが、アメリカ大陸に到達して、キャリフォーニアの天候不順の原因と成ります。その全ての自然のバランスを司っている全能の創造主のパワーに恐れを感じずにはいられません。
かつてはビッグアイランド・ハワイ島に等しく、なだらかな溶岩の島でした。ハワイ諸島で最も古い島カワイは、毎日降り続ける大量の雨に依って、柔らかい溶岩層と赤土層が浸食され、美しく彫刻されました。浸食されずに残っている岩肌は、正に地下のマグマのパワーのエレメントと言える事でしょう。
この畏怖の念を起こさせる創造主への恐れを覚える事は、私たちの人間の存在に関する知恵の始まりです。 (詩編111編9〜10節)